2017年のクリスマスで息子と遊ぶために購入したボードゲーム”新キング・オブ・トーキョー”が気に入って、さらに買ったのが姉妹品となる”キング・オブ・ニューヨーク”だった。
このゲームは2014年9月に日本語版が発売された2～6人用ボードゲームで、巨大怪獣や巨大ロボットを選んでニューヨークを舞台に戦わせるのだ。
基本的なルールは”新キング・オブ・トーキョー”とあまり変わりない。都市を20ポイント分破壊しつくすか、最後の一体になると勝利することも同じだ。
じゃあ何が違うかというと、大きな違いはトーキョーではあまり感じられなかった都市破壊の感覚が、”建物タイル”を取り入れたことで強化されている。
この”建物タイル”は描かれている星の数によって破壊できるのだけど、破壊すると裏返って”軍隊タイル”となり今度はモンスターに攻撃を仕掛ける側になる。
これが意外と楽しい。やっぱり怪獣に都市破壊と軍隊との対決は欠かせない。
ガジェットが増えた分だけ手はかかるけれど複雑なルールという程のこともなく、その日の気分で、新キング・オブ・トーキョーか”キング・オブ・ニューヨークを選ぶ。
「今日はトーキョーとニューヨーク、どっちにする？」なんて会話は、まるで世界を飛び待っているビジネスマンのようだ。
2016年12月には各々のモンスターの個性を際立たせる進化カードが入った拡張セット” キング・オブ・ニューヨーク パワーアップ“も追加された。
新キング・オブ・トーキョーと共通に使えるモンスターパックもあって、ゲームはますます楽しくなった。
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■新キング・オブ・トーキョー/ニューヨークのモンスター 特別編
by 遊人
