フロリダのユニバーサルスタジオを初めて訪れたとき、”コングフロンテ―ション“（Kongfrontation）と共に「大地震」（Earthquake）というアトラクションに感動した。
「大地震」は1990年6月7日から2007年11月5日まで運営されていたアトラクションで、その名のとおり、大地震に襲われた地下鉄駅を体験する。
とは言いつつ、きっと防災館の災害体験みたいな感じなんだろと思ってたら、これが想像を遥かに超えた迫力のアトラクションだった。
最初に前説が終わると、トラムに乗り込んで地下鉄構内へ。しばらくすると地震が起こって構内の電気が消える。
揺れるさなかに左上の天井…つまりは道路が落ちてきて、そこにいたタンクローリーがトラムに向かって滑ってくる。ホームに激突したローリーからは炎が上がる。
そこに正面から対向車線の列車が突っ込んできて脱線する。激しく上がる炎…と今度は右手の階段上から洒落にならない量の水が流れ込んでくる。まるで川底が抜けたかのようだ。…これらが短い時間のなかでド迫力で起こる。最初に乗ったときはホントに驚いた。
この「大地震」はフロリダのユニバーサルスタジオでは2007年に終了してしまったけれど、ロサンゼルスのユニバーサル・スタジオ・ハリウッドでは「スタジオツアー」というアトラクションに組み込まれている。
「スタジオツアー」はトラムにのって、「キングコング」、「ワイルド・スピード」、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」、「ビッグ・ライアー」、「大地震」、「ジョーズ」、「グリンチ」、「サイコ」、「宇宙戦争」などの舞台裏や演出を楽しむアトラクションである。こちらは未経験だから乗ってみたいな。
