野球盤や魚雷戦ゲームで昭和の子供たちの心を鷲掴みにしたエポック社が、2019年に発売した”ボルダリングレース”。
これは2020年東京オリンピックの種目になったスポーツクライミングを題材にしたゲームで、”日本おもちゃ大賞2019 コミュニケーション・トイ部門 優秀賞”を受賞している。よくわからない賞だけど。
このところあちこちで”ボルダリング”の人工壁をみかけるんだけど、本当に流行っているのか、それとも流行らそうとしているのか微妙である。だって実際に誰かがやっているところなんて見かけないもの。
しかし、クライミングがスポーツ種目や玩具になるとは、時代は変わっていくものである。
でもって、この”ボルダリングレース”。最初の2～3回は面白いんだけど、そんなに熱中して盛り上がるものでもないってのが正直なところ。
それでも、”ボルダリング”というジャンルをゲーム化するというエポック社の勇気と挑戦は称えたいと思う。
