鵠沼海岸あたりで網元が開いている”しらす”の直売店で、よく”釜揚げしらす”を買っている。
しらすってのは、殆どがカタクリイワシの稚魚だけれど、パックには小さなエビ、タコ、イカなんかも混ざっていて楽しい。
湘南のしらすを扱っている店については、”湘南しらす情報局”というサイトに紹介されている。
江ノ島片瀬の「浜野水産」（湘南丸）、腰越の「加藤丸」「茂左衛門丸」「勘由丸」、鎌倉の「三郎丸」なんかは、通りすがりに買うことが多いな。
オレが一番好きなのは腰越の「加藤丸」だ。
直売店はどこも小さな店舗で、店の人をちょっとした会話を交わしてしらすを買う。
腰越の「茂左衛門丸」なんて、自宅の敷地内のプレハブで売ってるからね。
店に人がいないことも普通にあって、そんなときは母屋の呼び鈴を押して、「しらすを買いに来たんですけど」なんて告げる。
しらすをホカホカのご飯と食べるときは、ケチケチしないでドバっとかけて食べる。
ご飯一膳で1パックの半分ぐらいを気前よくかけて食べるのがいい。ほどよく広がる塩味が美味しくて、海の近くに住んでいてよかったと思うのである。
Shang（2018/7/21）
