納戸を整理していたら、子供の頃に遊んでいた木製の積み木がでてきた。
イヌの形をした積み木ケースに、様々な形の積み木が入っている。たぶん本来は耳の部分があったはずだ。
箱の横には”みんなのつみき”と書かれている。昭和の頃は子供がいる家庭なら、必ず積み木があったものだ。
この積み木は小学生の間、ずっと遊んでいた。
もともとはちゃんとかわいい垂れ耳がついていたけど、いつの間にかなくなってしまった。ダックスフンドを模した形だったのだろう。
この積み木ではミニカーの基地を作ったり、一か所を踏むと崩れるような棟を作ったり、弟と遊んだり。
シンプルな玩具は幅広く遊べるものだ。積み木を手に取ってみると、ひんやりと懐かしい。
遊人（2021/21/11）
