書店サロン”湘から Cafe”は定休日になると、遅い朝食を終えたサイト版の執筆者たちがゆるゆると集まってくる。
煎れたての珈琲を飲みながらの好き勝手な談議がはじまると、それが”湘からCafe ミーティング”になるのです。
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静 炉巌「珈琲が入ったからミーティングをはじめよう。本日のテーマは”さらにアクセスが下がってるんだけど”ね」
遊人「またその話？」
静 炉巌「またその話！ あのね、前回のミーティングは2019年9月で、今は2020年7月。で、そのときに一日のアクセスが200人ぐらいしかいないって言ってたわけ。ところが今は100人を切ってるからね」
Shang「続けてるのに減ってるんですか？」
静 炉巌「減ってるんだよ！ ふつーはそこそこ増えるもんじゃないの？」
針野「だってあまり更新してないじゃん」
Shang「そうです。更新してるのは遊人が書いてる”葛楽堂で語ってみる”ばかり。あれって間口の狭いオタクのなかでもさらに間口の狭い古いオモチャの話ばっかりですよね」
静 炉巌「いや、ほかにもあるけど…」
遊人「本来はメインのバカ話を書くはずの”雑談日記”は更新してないよね？」
静 炉巌「いや、月に一度とか隔月に一度ぐらいは更新してるけど…」
遊人「それじゃダメなんだよ。もっと頻繁に更新しなくちゃ。文章もダラダラと長いしさ」
静 炉巌「…」
遊人「そんなんでアクセスを上げようなんて甘いんだよ」
Shang「放っておいたら勝手にアクセスが上がると思ってるんじゃないですか？」
静 炉巌「だってそこそこ面白い記事もあるし。どこかで取り上げてくれればいいと思うんだけど」
針野「時代からズレてるんじゃないの？ SNSとかやらないからだよ」
静 炉巌「だって友達とかいないし。知らない人と会話するのは文字でも苦手だし」
針野「しょうがねぇなぁ。そんなんでアクセス数なんて言ってんじゃないよ」
静 炉巌「…」
遊人「静 炉巌が黙ったからまとめるけど、アクセス数の増加は無理ってことで」
静 炉巌「えぇっ？？ そういうまとめ？」
Shang「私もムリだと思いますよ。自分が書いている”歩いていける距離”だって、超ローカルな”大船”のことしか書いてないから広がるわけがない」
静 炉巌「開き直ってない？ じゃ、もっと一般の人が食いつくような記事を書いてよ」
Shang「そういうのは興味がないんです」
針野「もう結論は出ただろ？ ”湘から Cafe”はアクセス増加は望めない。この現実を受け入れるんだな」
Shang「ですね」
静 炉巌「あっさりしすぎじゃない？」
針野「オレはこの店でタダで珈琲を飲みたいだけだからな」
Shang,遊人「オレも！」
