| ”積んどくプラモ”とは、買ってはみたものの組み立てることもなく、棚に積まれたままのプラモデル。少年時代のプラモ熱のなごりでついつい手を伸ばしてしまったものの、巧く作る技術も暇もなくてただ積まれている。いつか完成させることを夢みながら。 |
子供の頃のプラモデル全盛時代から、サンダーバード2号は何度も買って作っていたものだ。そしてそれほどではないにせよ、ジェットモグラも繰り返し買ったプラモデルのひとつだった。
それは初期に発売された製品のギミックが素晴らしかったからだと思う。
劇中さながらにプロペラとドリルの回転数が異なり、サイドのキャタピラが動き（初期は前後した）、子供の目にはデザインもテレビで観たそのままに見えた。
そんなわけで今回の”積んどくプラモ”は、2001年8月に発売されたイマイの「サンダーバード ジェットモグラ スケルトンタイプ」。
スケルトンタイプは既にサンダーバード2号が発売されているけれど、ジェットモグラのスケルトンとは意味合いが異なっている。
前者は”サンダーバード2号の設定に基づいた内部構造を見せる”ためのスケルトンだけれど、ジェットモグラの場合は”模型として動力部分がどのように動いているかをみせる”ためのスケルトンなのだ。
それはそれで面白いとは思うけれど、いまひとつ夢がない気がする。
たしかこれを購入したときはスケルトン以外のジェットモグラが売っていなくて、組み立てるときに塗装すればいいやと思って購入したような気がする。”積んどく”だけならどちらでもいいけれど。
