恵比寿で遊んだあと、JRのホームで電車を待っていた。
ふと足下をみると、乗降口前の立ち位置を示す”靴跡”の形が描かれている。
ほら、ホームとかによくあるでしょ。足をその上に乗せる感じの靴跡のマーク。こういうの。
ところが、恵比寿駅にある靴跡マークは、見たことのないものだった。
なんていうか、いわゆる”モデル立ち”の靴跡なのである！
カカトをつけて、右足を少しだけ前に出した状態で、少しだけ足を開いている。なんだ、このカッコをつけた立ち方は！
さすが都会は洒落ている。サラリーマンたちも、皆、この靴跡にあわせてモデル立ちをしているのだろうか？ やっぱし、エスプレッソとかを片手に持って、小指を立てたりして？
田舎者がこの通りに立とうとしたら、ヨロけそうである。
しかし、こんな風に”靴跡”ひとつで雰囲気を作るというのは、スゴイことだと思う。
恵比寿の駅には、ぜひこの工夫を頑張って広げていってほしい。
例えばトイレ。トイレに並ぶ先頭の場所には、目印となる靴跡を描いておく。
もちろん、その靴跡は内股に決まっているよね。
